カウンセラーに必要なのは謙虚さと柔軟さ

公認心理師の土田くみです。

 

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

 

私はカウンセリング時にはいつも体調はいかがでしょうか?

とか調子はどうですか?と聞きます。

 

発達障害や知的障害の方に必ず聴くのは、「今日の気分を天気に例えたら何ですか?」です。

 

これをしてもう18年目になります。

 

患者さんとはしばらくの付き合いになります。

 

だいたい長いと10年くらいはお付き合いさせて頂きながら一旦カウンセリングを終了と言うこともあります。

 

完治が難しい病気のかたは、精神の安定を図ることが大切になるので、誰かと繋がっている、困ったときはここに来れるというのが良かったりします。

 

それは依存ではなく、安心感を与えると言うことかなと思います。

 

カウンセリングを教えているとまたカウンセラーをしていると、

時々皆さんに私がそのときに感じたことをカウンセリングスキルではなく生の人間としてお話をすることがあります。

 

だからカウンセラーに一番大切なのは、スキルではなく、誠実さと言いますか謙虚さと柔軟さかなと思います。

 

これからカウンセラーの時代がやってくるような気がします。

 

どんなに時代が進歩しても、セルフレジやお掃除ロボットなどどれだけ便利な時代が来ても人それぞれ悩みは違います。

 

同じ病名や障害でも違うんです。

だからカウンセリングだけは、簡素化はできない。

そんな風に思いながら一人一人違う悩みをもつ患者さんのお話を丁寧に聞いていきたいと思います。

 

そしてそんな同じ思いのカウンセラーを育てて行きたいと思います。

 

お読み頂きありがとうございます。